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 府中の環境と景観 大国魂神社とケヤキ通り 



大国魂神社とケヤキ並木…なかには痛々しい老木も



 大国魂神社と馬場大門ケヤキ並木は府中市のシンボル的存在です。
神社の東ではかつての武蔵国の国府跡の調査も進められ、周辺は府中の歴史的遺産が眠っているところでもあります。大国魂神社は都指定の歴史的建造物に指定され、伝統的な「くらやみ祭」も毎年の5月連休に開催されています。
 ケヤキは「府中市の木」とされています。ケヤキ並木は大国魂神社からほぼ北に延び、約2キロにわたって豊かな緑をつくっており、国により天然記念物に指定(1924年)されています。この並木はケヤキが約150本で全体の70%をしめ、そのほかにイヌシデが約40本、トウカエデ、エノキなど他の8種類の樹木が合わせて約30本あります。
 ケヤキ並木はこの場所が府中市の中心繁華街であるために、「緑のトンネル」といった趣の貴重な緑を提供している反面、通過交通の影響や、違法駐車、ケヤキの老齢化、散乱ごみといった問題も抱えています。市は一帯を禁煙ゾーンにしましたが、ときおり「歩きたばこ」も見かけます。
 老齢ケヤキについては府中市の「馬場大門欅並木保存対策調査検討委員会」(2004年)が調査と対策に乗りだしています。私たち「府中かんきょう市民の会」は、歴史的背景を持つケヤキ並木が、府中の森公園や浅間山といった市内のグリーンのネットワークの一部となって保全されることを願うとともに、この場所からクルマを排除して「歩行者天国」化することを求めています。

  ⇒会報2002年夏号6ページ掲載記事「けやき並木の現状と保全の方向」




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